地震と水害に強い蛇尾川の西側に位置する関谷周辺
栃木県の北東部に位置する那須野ヶ原は、那珂川と箒川に挟まれた約4万haに及ぶ広大な扇状地です。
大小の砂利からなる砂礫層が分厚く堆積したこの扇状地では、降った雨も山地から流れ出た川の水もすぐに地下に浸透してしまいます。(水を吸い込む扇状地)
その様子は那須野ヶ原中心を流れる蛇尾川に見られます。
伏流水として知られるこの川は平時は地下を水が流れ、大雨が降ると表に水が現れてくる川です。
また砂礫層により固められた強固な地層によって地震に対する揺れにとても強く、建物や施設への被害が少ないことも知られています。
これは特にJR東北本線より北西側が顕著です。
那須野ヶ原扇状地エリア図
蛇尾川の西側、塩原カントリークラブに隣接する関谷エリアはその代表的な地域です。
首都圏からの移住地及び災害時の避難地として、このエリアをお考えになられてはいかがでしょうか。